50才男性スピリチュアルな自分探しで遠回り

50才男性スピリチュアルな自分探しで遠回り

私は現在50代の介護職の男性です。

子供もいて今は比較的落ち着いた生活をしていますが、若い頃は自分探しに明け暮れた生活をし続けていました。



学生の頃、私はとてもプライドが高く、フラれてしまった時のことを恐れるあまり自分から告白できるようタイプではありませんでした。

卒業間近になった時、ずっと好きだった女性と別れるのが辛くて声を震わせながら初めての告白をしましたが、思いは叶いませんでした。



その失恋のつらさから逃れるように20代から30代前半までスピリチュアルな世界に突き進むようになりました。

気の世界の書籍を読みあさり、すごい先生がいると聞けば仕事そっちのけで、どこにでも行き、いくらでも払うという感じでした。

心理学の団体やディープエコロジー、自己啓発セミナーにも参加し時には他者のオーラが見えたり不思議な光が見えるようなこともありました。



この頃の私は、自分探しに熱心なだけでなく不思議なことをたくさん経験しているという優越感のようなものを周囲のひとに対して持っていたと思います。



こんな感じでしたので社会的にも経済的にもうまくいくはずがなく、私は社会的にも経済的にも行き詰まってきました。

何日も眠れずおかしくなってしまうのではないかと思ったある日、ふと「どうせ駄目なら、せめて誰かの役に立って死にたい」と思ったあたりから私の生き方が変わり少し生きることが楽になってきました。



私はスピリチュアルの世界にはまり込み自分探しをしたことを後悔はしていません。

ただ、遠回りしたな〜と思うので他人には全くオススメしません。



今のところの結論として、自分探しをしても自分は見つからないと思います。



自分を大切にしながら、徹底的に他者の役に立つように自分を活かす。

むしろ自分をなくしていく方が本当の意味での自分探しになるのではないかと思います。



もしも今、自分探しにくたびれて自分を見失っている方がおられたら、まずは目の前にある仕事や頼まれたことを工夫しながら丁寧にやり続けることをおすすめします。