会社で精神的に病んだからキックボクシングをやってみた

会社で精神的に病んだからキックボクシングをやってみた

私がした自分探しは格闘技です。

当時、新卒で会社勤めで初めての社会人生活でハードな仕事で精神的にも病んでおり、人生このままつまらないと思いながら30代に突入していくのだろうか・・と考えたら大変お先真っ暗な人生だと思えてきました。



そんなときに駅前にキックボクシングのジムができました。

昔、K-1に対して憧れをもっていたことを思いだして思い切って入会してみることを考えました。

とりあえず見学に行ったのですが、入れ墨を入れたヤンキーなお兄ちゃんたちが奇声を上げながらリング上で殴り合っている姿をみて。

「あ、やっぱり無理だ。

」と考えて回れ右をして帰ろうとしたところ、トレーナーにつかまってしまいました。

元々断ることが大変苦手だった私は入会しました。



しかしやってみるとサンドバッグに対してパンチやキックを打ち込むことは大変なストレス解消になり、当時会社でお局さんにいじめられていたのですが、サンドバッグを殴ったりけったりするとすっきり気分爽快となり今まで精神的に落ち込んでいたことがなくなってきました。



そして入会から1年ほどするとアマチュアの試合があるので出てみないかと話しをいただき出場することにしてみました。

それから会社に勤めながらキックボクシングの練習をするという大変ハードな日々ではありましたがとても充実しており、人生で初めて楽しいとすら感じていました。



夜に一人で走っていると少し高揚感もあり、初めて頑張ろうという思いが沸き上がり、おどろいたのを覚えています。

そして試合を迎えました。



相手選手はアマチュアで5戦くらい戦っていて1勝しかできていない選手でした。

トレーナーの期待もあり頑張ったのですが初めての試合はとてもドキドキして疲れるしいつもの動きもできず、結局力を出し切れずに負けてしましました。



負けて大変驚いたのが、今まで自分は「悔しい」と思った気持ちが全く湧かず、何事もしょうがないと思う人間でしたが、この時は大変悔しく、しばらく会社でも放心状態でした。

上司から自殺を心配されたほどです。



これはいままで自分が仕事に対しても何に対しても真剣に取り組んでおらず、初めてキックボクシングを通して真剣に物事に向き合ったからだと知りました。

そしてこの経験以降真剣に格闘技に取り組み、アマ大会で上位に食い込み最終的には大きなプロの試合の興行に出場ができ、同じ興行で当時憧れていたK-1ファイターと同じリングに立つことができました。



この経験は私にとって大変大きな経験、財産になり、困難なことでも挑戦することで道は開けると学べました。



会社の同僚にはTVで放映された試合動画(ダイジェストですが)を見せて自慢しています。



一生の思い出です。