31歳 男性 失恋した後一人で自分探しの旅行へ行く

31歳 男性 失恋した後一人で自分探しの旅行へ行く

私は、現在31歳の男性で、神奈川県在住です。

私は、今から5年前に数年間付き合っていた女性に一方的にフラれて失恋しました。

私は、その女性との結婚を真剣に考えていたので非常にショックを受けました。

私は、暫く仕事に身が入らなくなり、ついには当時勤めていた会社を退職してしまいました。

 会社を辞めた後は、数日間家に引きこもっていました。

しかし、このまま引きこもっていても仕方がないと考え、ある日一人で京都に旅に出ました。

 京都についても、何日間滞在するかやどこへ行くかも考えずにふらふらしていました。

当てもなく歩くこと数時間、私は京都駅から徒歩20分ほどの所にあるお寺に吸い込まれていきました。

境内では、数人のお坊さんがいて、皆せっせと掃除をしていました。

また、本堂内ではご住職さんがお経をあげていました。

境内のベンチで暫く彼らを見ていると、なんだかお坊さんたちは皆、平穏無事な生活を送り悩み事がなさそうに見えてきました。

それと共に、私も俗世間を離れていっそのこと出家したいと思うようになりました。

私は、居てもたってもいられず、思い切って近くにいた若いお坊さんに自身が出家を考えている事を相談しました。

すると、そのお坊さんは、「お坊さんになったからといって悩み事が無くなるわけではありませんよ。

寧ろ、今私があなたの話を聞いているように、沢山の人の悩み事を聞いて理解してあげる立場にならなくてはいけないのですよ。

それがあなたにできますか?」と聞かれました。

私ははっとしました。

そして、お坊さんの問いかけに何も答えることができませんでした。

すると、お坊さんは「あなたのように、失恋や失業などで人生が嫌になってお坊さんにでもなろうか…という人の話をよく耳にしますが、私はそのように動機が不純な状態で出家してほしくありません。

あなたもまだ若いのですから、元の生活に戻って頑張ってみませんか?人生は山あり谷ありです。

」と私を説得しました。

私は、突発的に出家などという事を考えた自分をとても恥ずかしい気持ちになりました。

そして、お坊さんの言うように、自分に与えられた時間を有意義に使って生きていこうと考えました。