38歳女性 自分探しを10年、終結して初めてみえた幸福

38歳女性 自分探しを10年、終結して初めてみえた幸福

専業主婦のこあらと申します。

思えば、20歳すぎから自分探しをずっとしていた気がします。

私は私立大学の文学部に入学したのですが、そもそもそこが第一志望ではありませんでした。

第一志望の大学にはみごとに落ちて、すべりどめのところに仕方なく入りました。

そこから自分探しが始まったといってもよいかもしれません。

大学に入ったものの、そこは第一志望ではないので、なんとなく悶々とした日々でした。

サークルに入ってみたものの、なんだか自分で自分に嘘をついているかのような感じがしていたのです。

サークルの先輩や友達と一緒にご飯を食べたり、ショッピングにいったりしてみても、「自分は本当にこれでよいんだろうか」と内心考えていました。

そこで、仮面浪人というのをして、第一志望の大学をこっそり受けたんですが、これもみごとに落ち、結局私はそのすべりどめの大学に四年間通いました。

仮面浪人で受験し落ちたときは、もうきっぱりとあきらめはついたんです。

そこで、ダブルスクールと称して、講義が終わると、コピーライターの学校に通いました。

もともと文章を書くのが好きで文学部に入ったので、できればその職業につきたいと思ったのです。

コピーライターの学校に通っている時は、なんだか自分が特別な存在になったような気がしました。

私が今通う大学で、コピーライターについて学んでいる人なんていないだろうな、なんて、今思えばバカみたいな優越感にひたってました。

そして、就職は希望通り、文章を書く仕事に就いたのですが、そこはものすごくブラック会社でしたので、体調を崩して退職しました。

そこからもやはり自分探しの日々でした。

今度はシナリオライターの学校に通ったのです。

やっぱり、文章を書く仕事に興味があったのですよね。

派遣社員として働きながら7年近く、テレビドラマの脚本について勉強しました。

けれど、そんなことを続けて、もう30歳が目前にせまってきたとき、私は自分探しの日々をやめようと思ったんです。

このまま自分探しをしていても、結局自分はプロの脚本家どころか、何ものにもなれない、そう思ったんですね。

シナリオライターの学校をやめることにしたのが、20歳すぎから自分探しをしていた時間へのピリオドでした。

思えば、それから結婚をして子供にもめぐまれました。

自分探しをしていた時は、結婚なんてするものかと思っていたんですが、やめたことで初めて普通の幸せに目を向けることができたんですね。

自分探しの日々は無駄ではなく、今の私を形成する大切なエッセンスになっていると思います。